ビジネスパーソンのメンタルヘルス不全からの社会復帰を支援する 一般社団法人リファイン就労支援センターでのオンライン講座「五感ワークショップ （Will）」
どのような時間になったか…ご一緒した皆さまの声（一部）と、リファイン就労支援センター代表理事から寄せて頂いたコメントで振り返りたいと思います。
ご一緒した皆さまの声（一部）
🌿「自分を楽にする」ことを意識することで自分のパフォーマンスを最大限発揮できること、感覚に意識を向けることで思考から離れられることを学べたので日常にも取り入れていきたい。
🌿肉体的、精神的、社会的な健康が３つ揃って初めて健康であるといえる、という事も今迄 社会的健康についてあまり考えていなかったので大きな気付きだった。
🌿山で自分を見つめなおすと、無の状態になれたり悩みがどうでも良いと思えてくることもある。すっかり忘れていたのを思い出させていただいて嬉しい。
🌿本日のワーク中は、昨日の親切な出来事を思い出して、体が温まるのを感じました。心地よい、リラックスした状態を感じました。
🌿呼吸を意識的にした際に力が緩むのを感じ、普段行っている瞑想と近い感覚がありました。自分の中でとても良い感覚だったので継続していきたいと思います。
🌿ワークの中で自然の写真や音に触れることで、雑念が消えたり清々しい気持ちになったりしたので、自然の中で自分の原点に立ち戻る（素の自分を受容する）時間を設けたいと思いました。
井田 高志 代表理事から寄せて頂いたコメント
昨年、ゆき・森・ハイキングに参加しました
以前に参加させて頂いた経験値や若い頃は山岳部だったこともあり、どうしても先に予測を立ててしまいます
特にリーダーシップで生きてきた私は事前予測をしがちです
養老孟司先生が「人って概念で生きているんですよ。社会的概念で。それは頭で作ってるんです」
との言葉通り、リーダーシップだかとか事前予測とかに無意識に拘って、社会脳から自然脳に切り替え出来なかったんです
そんな2日目、山の中で呼吸困難になりました
その時、予測通りにいかないことを痛感させられました
会社の部下も連れて参加していました
初心者の部下に経験あり私がサポートしていました
呼吸困難になった時に助けてくれたのは、その部下の方でした
リーダーシップだかとか、関係ない
森や自然の中で本来の自分を解放するとはこういうことだと痛感した貴重な体験でした
今日の講演はそんなことを思い出しながら、どうにもならない感覚、自然は中立で感じるのは自分自身だと再確認させて頂きました
ありがとう御座いました
一般社団法人リファイン就労支援センター
認知行動療法（心理学）のフレーム
メンタルヘルス不全からのリカバリーのためのトレーニングの一つには、認知行動療法（心理学）のフレーム*が用いられます。
*私たちには、「思考（認知）」「行動」「感情」「身体（反応・感覚）」の要素があり、それぞれに影響を与え合っている…
日常では、「思考（認知）」や「行動」はよく扱われると思いますが、「感情」「身体（反応・感覚）」は扱われないことが多いかもしれません。
（例えば、会議室では「感情的なことは抜きにして…」「感覚的なことは言葉になってから…」とされますね）
一方で、扱われなかったとしても、「感情」「身体（反応・感覚）」が、ないものにはならないと思います。「思考（認知）」や「行動」にも影響も与えています。
「思考（認知）」「行動」だけでなく、「感情」や「身体（反応・感覚）」にも気づいて、上手に付き合っていくことは、メンタルヘルス不全からのリカバリーに限らず、その予防にも、さらには全ての健康にも、自分らしさにも、パフォーマンスの発揮にもつながるのではないでしょうか。
森の時間が、そんなことの一助になればと願っています。
感謝と願い
貴重な機会を頂き、有難うございました。ご一緒いただいた皆さまにも心からお礼を申し上げます。
森の時間がメンタルヘルスの維持・向上、不全の予防・再発防止の一助になればと切に願います。
よる森 / YORUMORIの取り組み
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