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【VOICE】アタマがつくる空腹〜妄想!?のデトックス


経営者の皆さんとの ファスティング * よる森のコラボレーション(昨秋)

 

よる森では初めての「食べない」森の一昼夜(笑)を振り返って、企画づくり〜ファスティング指導をして頂いた 堀 裕絵さんにお話を伺いました。

 

インタビューから一部をご紹介します。

夜を越えて(竹寺・鐘撞堂より)
夜を越えて(竹寺・鐘撞堂より)

森でのファスティング


時間を埋める…

ファスティングでは、いつも時間を持て余してしまうのが課題なんです。

 

やっぱり固形物を⾷べないとか、人が集まっているのにお酒を飲まないとか(笑)っていうのは、楽しみがかなり少なくなってしまうという思いがあって…

 

代わりに、時間を埋めるためのプログラムを用意するんですね。

 

例えば、ヨガをしましょうとか、映画やドラマを⾒てもいいですとか、読書もいいですよとか。寝てしまうと⾷欲がなくなるので布団に入って出てこない人や、仕事をする人もいます。

 

いつも過ごし方は⾃由なんですけど、ファスティングの間、時間を埋めるように何かを詰めこまなきゃみたいな感じがあるんですね…

 

真逆の発想「何もしない」

森では、真逆の発想というか…「何もしない」っていうのが、すごくいいなと思いました。

 

これは普段の⽣活では、⼀番味わえないことだなと思います。

 

日常で、いかに「ご飯の時間」に追われているか…ということにも、改めて気づきました。

 

ファスティングと森のコラボレーションは、すごく良かったなと思います。

 

寝転ぶ「アーシング」

特に、地べたに寝転んだり、⽊に触ったり、空気を感じたり…というのはアーシングにもなるので、身体の中の電磁波とか、抱えているものとかを、地球に返して軽くなる。

 

ファスティング+アーシングで、内臓や腸に負担をかけているものを置いてくる、身体を軽くする。

 

 

頭もスッキリしたし、⾏きと帰りで、景⾊の⾒え方も違う感じがしました。

 

⼀泊⼆日でしたけれども、もっと長くいたような感じもありましたね。

 

夜(難関)を越える

ファスティングでは、最初の⼀日、もっと言うと最初の⼀晩を越えるところが⼀番難関で、つらいんですね。

 

そこを越えてしまえば、後はいくらでも!みたいな感じなんです。

 

機会を提供する側としては、そこを越えるまでにどう持っていくか、メンタルを下げないように⼯夫をしたり、ネガティブな言動にならないように気を使ったり…

 

それが、今回は必要なかったんですね。ネガティブな発言をする人もいなかったですし。

 

やっぱり⾃然の中にいると、みんな⾃然にポジティブな感じになるんだなと思いました。

 

変化を楽しむ

森では、何もしないんですけど…

 

景⾊もそうですし、天気というか明るさや暗さもそうですけど、⾃分の外側に変化があるので、部屋にいる、どこかに籠もるよりも、楽しめるという感じがありました。

 

あっという間に時間が過ぎたような気がします。

 

意識が、何か楽しめることに向いている時にはリラックス出来ますし、リラックス出来ている時には、デトックスも進みます。

 

ファスティングの後に「水を甘く感じる」という人が何人かいましたが、短時間でそういう状態になったというのはすごいと思います。効果が出るのが早かった。

 

室内に籠っていたら、ここまで早くはないかなという気がします。

 

[インタビューはここまで]

仲間と迎える夜明け(竹寺・鐘楼堂より)
仲間と迎える夜明け(竹寺・鐘楼堂より)

妄想!?のデトックス


アタマでつくられるもの

インタビューの中に「ご飯の時間に追われる」という話がありました。

 

言うまでもなく⾷べることは、⽣きる上で必要で、楽しいことでもありますが、必要以上に⾷べ過ぎたり、楽しくなくても⾷べたりしている気がします(笑)

 

その元には、知識や習慣による固定観念、アタマでつくられる空腹や欠乏等、身体の感覚や求めから乖離した、ある種の妄想!?のようなものがあるのではないでしょうか。

 

このような固定観念や妄想!?は、⾷べること以外にも日常の中に数多くあって、必要以上にエネルギーを使ったり、⾃らを苦しめたりしているかもしれません。

寝転んで見上げた樹冠(竹寺)
寝転んで見上げた樹冠(竹寺)

妄想!?のデトックス

アタマでつくられることと、身体にある感覚。

 

まずは、固定観念や妄想!?から離れて、⾃分に起きていることを素直に感じてみて…

 

それが⾃分にとって余計なものや不要なものであれば、上手にデトックスして、大切なことや楽しいことにエネルギーを注いでいきたいですね。

 

森の時間が、離れること、感じること、そしてデトックスの⼀助になれば嬉しいです。

 

今回のファスティング*よる森のコラボレーションは、そんなことに気づく機会にもなりました。

夜の森で見上げる空(竹寺・境内)
夜の森で見上げる空(竹寺・境内)

感謝


今回は、体調管理を最優先にしながら、開催中の栄養や水分補給など、適切にガイドをして頂きました。

 

少なくとも 24 時間以上、固形物を口にしなかったのですが(アタマで考えるとムリ!だと思ってしまいますが 笑)、確かに大した苦労なく、終わってみればスッキリとした感覚があります。

 

企画を進めてくださった FN 旬さんこと 萬川 裕さんと、ファスティングを適切に指導してくださった 堀さんをはじめ、ご⼀緒頂いた皆さま、会場の竹寺(埼玉県飯能市)の皆さま、いつも陰に日向に応援・サポートして頂いている皆さまに、心からお礼を申し上げます。

森の中の鐘撞堂(竹寺)
森の中の鐘撞堂(竹寺)

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