『課題もチャンスも人(自分)の内にある』
『人と自然の接点を、もっと豊かにしたい』
そんな気づきと想いで始まった「よる森」(2012年〜)
初回に起きた ” 人の元気 ” と ” つながり ”、それに至る ” 内省と対話 ” というプロセスはそのままに、12年目を迎えることが出来ました。
おかげ様で、フィールドは各地の森+街+オンラインへ、対象は個人+家庭+学校+職場、そして+地域(社会)へと拡がっています。
街で森を再現するワークショップや、オンラインのプログラム等、当初は想像していなかったこともたくさんあります。
改めて、これまでにご一緒させていただいた皆さまをはじめ、森|地域、施設に関わる皆さま、いつも陰に日向に応援・サポートしていただいている皆さまに、心から御礼を申し上げます。
森では、多様で無数の生き物が、想い想いに、そして関わり合いながら生きています。個が全体を育み、全体が個を育む森から、私たちはもっと学ぶことができるのではないでしょうか。
2012年〜自分・他人・自然に関する気づきや、何かのキッカケを創る場として『よる森-内省と対話の五感CAMP-』を開催
2013年〜ビジネスパーソンを中心とする個人向けに加え、企業研修や学校の課外授業、地域活性のコンテンツとして展開
2019年〜街で森を再現するワークショップを開催。一般社団法人YORUMORI設立
2020年〜オンラインでのプログラムを開始
森での対話の1シーン
何もない…とも言われる森
そこに集まった一人ひとり、チームや仲間が
気づきやキッカケを感じて
それを分かち合うことで
森でのひと時がこのうえない「豊かな時間」になる。
そうして森が、それぞれの「大切な場所」になっていく...
森で起こることは、個人・組織・コミュニティのWell-Being、地域活性に通じると考えています。丁寧に向き合っていきたいと思います。
森で起こることを、日常・街で再現する。
自分の中にある自然を思い出して
それを分かち合うことで
いつでも、どこでも、そこが森のような時間・場所になる。
そうして私たちの中に、森が育まれていく…
森での感覚を、いつでも思い出せるように、身につけられるように、繰り返し実践していきたいと思います。
はじめての よる森は嵐のような天気で始まりました。
開催中ずっと雨が降り続く予報をみて、キャンセルもお勧めしましたが、多くの方が集まってくださいました。
強い雨風にも関わらず、皆さんが楽しそうに過ごされる様子をみて「人はすごい」と感動。
にわかに雲が晴れて、澄んだ夜空の天の川を見上げて「自然はすごい」とまた感動。
この時の「人はすごい」「自然はすごい」という感動は、今も拠り所になっています。
森で起こることは、予想や期待通りにはいきません。人の分別で、良し悪しや正解不正解はなく、コントロールすることもできません。
森は自然。人も自然。
自然には、人智で計れない力がありますね。
自然である森や人(自分・他人)の力にすこしず気づいていくことが
一人ひとり、チームや仲間、森や地域の元気のキッカケになる…
そんな気づきとキッカケを願いながら、参加&応援してくださる皆さまと一緒に、取り組んでいきたいと思います。
12年目を迎えて
一般社団法人YORUMORI
河村 智行 Forest Name まげ・とも・さむらい
よる森運営・サポートチーム 一同